2023年1月14日(土) 15:00~18:00
2013年の映画から日本でも広く知られた女性思想家ハンナ・アーレント
これまで30回にわたってアーレントの著作『人間の条件』を読み進めてきましたが、今回は番外編。
Youtubeにも公開されている西独のインタビュワー・ギュンターガウスとハンナ・アーレントの対談が翻訳された本論文は、
アーレントの略歴や、思想形成にいたる背景、人物像…などがよくわかるものだそうです。
ちなみに主題となっている「何が残った? 母語が残った」は、自身のアイデンティティの基盤に何をおくのか…
という質問に対して、ドイツ人でもユダヤ人でも、女でも、哲学者でもない、残ったのは母語だ、という応答から(だそう)
この応答だけでもなかなかに興味深いと思うのですがどうでしょう?
次回は本論文の読書会、最終回となります。次回からの参加も大歓迎です
予習不要!輪読しながらわからないところを出し合ったり、内容に連なるそれぞれの経験や考えを出し合いながら読み進める、連考・連読の読書会
ハンナ・アーレント読書会・番外編「なにが残った? 母語が残った」最終回
日時 | 2023年1月14日(土)15:00~18:00 ※18:00~交流会あり(任意参加) |
場所 | 大人の秘密基地arcoiris(埼玉県和光市丸山台1-9-19) |
費用 | 1000円(1ドリンクつき) ※交流会参加費2000円(プレートご飯+1ドリンク) |
定員 | 15名(先着順) |
対象 | どなたでも参加できます ※今回からの参加も大歓迎です |
申込 | 下記参加ボタンよりメールフォーム |
内容 |
『アーレント政治思想集成Ⅰ』、「何が残った? 母語が残った」を読んでいきます。 第3回目で最終回となる、本論文p.27、L11から読んでいきます。 なお本論文をお持ちの方はどうぞご持参ください ない方には、コピーをご用意いたします(有料・+¥250) (コピーが必要な方は、申込フォームにその旨記載ください)
ちなみに、予習不要!その場で一行ずつ輪読し、わからないところを出し合ったり、 それぞれの経験・考えを伝えあいながら、ともに読み進めていきます。
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▮この読書会で大切にしたいこと▮
①本文をみなで読みながら理解するよう努力すること
わからない言葉・不明点、私はこう理解したなど、率直に出し合いながら、理解を深めていきます
②読み進めつつも、参加者それぞれの「かけがえのない」経験や考えを出し合い、聞きあうこと
脱線や雑談も大いに大歓迎です。
とくに②は、アーレントの提示する重要概念の1つ「活動(アクション)」=お互いの経験や考えを、正否や利害にかかわらず、語り合い、それを見聞きしながら、それぞれの「かけがえのなさ」に触れること、を文字通り体感することにつながります
▮新型コロナ対策について▮
①全員マスク着用、一人一席、2m以上の距離をあけて、 非"密"に細心の注意を払って開催します
②参加予定者が多くなってしまう場合、抽選等の方法により参加をお断りすることがあります
参加希望の方は必ず、以下フォームよりお申込みをお願いいたします
主催・ファシリテーター
◆川上和宏◆
1984年、群馬県生まれ / 大人の秘密基地arcoiris 共同店主
杉並区社会教育センターにて社会教育・生涯学習の企画運営に携わったあと、
2013年にアルコイリスを起業・運営
千葉大学大学院教育学研究科卒、東京学芸大学博士課程満期取得退学
この世界について他者と対等に語り合うための場づくりをお店にて実践中